相模原市中央区のマンションで、既に生産終了している特殊な幅85cmの浅形レンジフードを交換した事例になります。

　ずっと使っているレンジフードが異音が出始めて、スイッチが戻らなくなり交換のご相談をいただきました。

　既存レンジフードは、ナショナル製のFY-85HF3で特殊な幅85cmでした。今ではあまり見ないタイプの吊り戸棚下に設置できる浅形レンジフードになります。さらに、吊り戸棚の奥行きが43cmもあるので、今どきのお手入れが楽なスリム型のレンジフードに交換するのも悩ましいです。

　今のレンジフードは幅が60cm・75cm・90cmの製品が主流で、前幕板は吊り戸棚の奥行きが37.5cm前後で合うようになっています。
　もし吊り戸棚を撤去して新しいレンジフードに交換すると、天井のクロスが貼られていない部分が見えてきてしまいます。

　そこで今回は吊り戸棚は残して、レンジフードだけを交換します。選定した製品はパナソニックのFY-70HF4で幅70cmの浅形レンジフードです。ガスコンロの真上にはレンジフードがくるように設置しました。

　足りない15cmは、下地を作って不燃化粧板を貼りました。熱に強い防火材料で清掃性、見た目も考慮しました。

　費用も抑えてまた安心してレンジフードが使えるようになったと喜んでいただけました。