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相模原市南区N様邸・1階吊り架台のユニットバスを土間コン打設してLIXILリデアに交換

相模原市南区のヘーベルハウスのお家で、1階ユニットバスでも床下がコンクリートではないパターンもあるので事前の現地調査がとても大事ですよ!という施工事例になります。

[現地調査確認事項]
 現地調査時に、主に以下の点を確認し、リフォームプランをご提案いたしました。
 既存ユニットバスの天井点検から、鉄骨造の柱や梁、ALCのヘーベル板を確認しました。この時点で現地調査注意レベルがグッと上がります。測定、計算からユニットバスの床から土間までが一般的な寸法よりも20センチくらい深い事がわかりました。
 次に洗面所の床下点検口から土間が砂利敷きである事を確認しました。床下が土間コンクリートでない時点で浴室も同じ可能性が高いですが、確証はありません。浴室側を覗きましたが、基礎に囲われて確認できません!
 そこで、外に出て基礎の床下換気口を見つけました。そこから浴室の床下も土間コンクリートではない事を目視で確認できました!
 また、同時に数本の吊り架台で設置しているのも確認いたしました。

 N様には調査の内容を報告し、土間コンクリートを打設し、一般的なボルト脚で新しいシステムバスを設置するプランでご提案いたしました。
 現地調査や提案力をご評価いただき、工事のご依頼をいただきました。数週間後工事日を迎えました。

[再利用できない吊り架台]
 工事初日、既存ユニットバスを解体していくと、吊り架台は浴槽にくっついて取れてしまい、洗い場の吊り架台もただコンクリート基礎の上に置いてあるような状態でした。1本だけ吊り架台が残った状態で写真を撮影しました。この吊り架台は、新しいユニットバスでは再利用はできません。

[吊り架台を撤去して土間コン打設]
 事前にLIXILに確認済みですが、新しく交換するリデアの吊り架台は木造用なので、鉄骨造で基礎の上に土台がない今回は使用できません!吊り架台を撤去して土間コンクリートを打設します。ここまでやって初日完了です。
 2日間しっかり養生期間をとって、強度を確保します。

[システムバスルームLIXILリデア]
 4日目の朝から新しいシステムバスルームの組立据付の開始です。土間コンクリートの上にボルト脚で床を設置します。その後、壁パネル天井パネルと組み立て箱型にしていきます。
 5日目の午後にはドア枠の取付まで終わり浴室工事の完了です。

床:キレイサーモフロア加飾 グラニットライトグレー
壁(全面張り):ウォールナット
浴槽:ミナモ浴槽 ホワイト サーモバスS (高断熱浴槽)
ドア、アクセサリー関係カラー シルバー