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相模原市中央区I様邸 注意が必要な約18年前のINAX収納一体型トイレの洗浄便座のみ交換

相模原市中央区上溝I様邸で、約18年前のINAX収納一体型トイレの洗浄便座のみを交換した施工事例になります。
 10年前くらいにロッキーの施工例ブログで、TOTOのレストパルという収納一体型トイレの便座のみ交換した記事を書きましたが、今回はINAXパターンです。
 前回と同様にやはり収納一体型トイレの便座交換は商品選定に注意が必要で、市販品のなんでもいいというわけにはいきません!

[ご相談〜きっかけ]
 何度かご依頼をいただいているI様から「新築時からのトイレが水漏れしている」とご相談を受けました。
 早速お伺いして症状を聞くと「トイレを使ったら水漏れしている」との事です。大洗浄で水を流して、様子をみても水漏れがみられません。次に、センサーに手をかざして洗浄便座の水を出してみました。すると、便座の右側面から水漏れしました。
 原因が判明したところで、メーカーメンテナンスの概算費用をお伝えしたところ、「長く使っているから交換も考えたい」とお見積りのご依頼をいただきました。

[便座交換現地調査]
 I様邸のトイレはキャビネット付トイレとも言われる収納一体型トイレでした。便座蓋記載の品番を確認すると、『CW-E41Q』とありましたので、『いいナビ』というINAXビジネスユーザー向け専用サイトを使いその場で調べてみましたが、完全一致の商品が出てきません。
 収納扉に記載のあった一体型トイレのキャビネット品番と、I様がお持ちの取付説明書から正しい品番『CW-E41Q-SU1』と判明しました。
 『いいナビ』で調べると収納一体型便器は『ピタ』というモデルで、ピタ用の【収納一体型便座専用】だとわかりました。

[商品選定]
 既存が専用品なので、やはり交換する機種も専用品になります。調べるとすぐに収納一体型トイレ交換用のリフレッシュシャワートイレ(洗浄便座)ピタ用を見つけました。
 交換対応表より2タイプを商品選定しました!シンプルな機能で価格を抑えられる『CWW-KA21Q1-SUA』をご採用となりました。

[AFTER]
 リフレッシュシャワートイレ『CWW-KA21Q1-SUA』の機能は『CW-KA21』と同等で、フルオート・リモコン便器洗浄式になります。
 通常のKAシリーズとの違いは、給水フレキホースが両端エルボになっている点です。これはINAXの2011年までのキャビネット付トイレは、洗浄便座からエルボで90度に曲がってすぐキャビネット内にホースを入れる仕様になっているからです。通常モデルを選んでしまうと、給水フレキホースが片側エルボでキャビネット内にホースを入れることができません!
 水漏れが治ってこれでまた安心して使えると喜んでいただけました!

[2024年4月からの商品選定]
 無事完了といったタイミングでLIXILから新情報を入手しましたので、お知らせいたします。
 2024年4月の新カタログから上記の商品選定ではなく、新しい商品選定の案内に変更になるとのことです。
 両端エルボになっている給水フレキホース(品番:322-1013C)を別途手配することで、通常モデルのNew PASSO、KAシリーズの各グレードの中から、お好みで選べるようになります。
 細かくグレードを選べるのはお客様にとってもメリットが大きいですよね。情報は新しく更新されていくので、追記いたしました。